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P2Pファイル共有ソフトを使う前に準備しておくこと〜ウイルス対策〜
今回紹介するBT:BitTorrent(ビットトレント)をはじめ、その他のP2P(ファイル共有)ソフトを使う前に準備しておいたほうがよいことをまとめておきます。
P2Pを使用するにおいては、ある程度の危険(ウイルス等)を承知で使用する必要があります。そのため、最低限ウイルス対策ソフトを導入し拡張子偽装ウイルス対策など、きちんとセキュリティー対策を行った上で、BitTorrentなどのP2Pファイル共有ソフトを使用しましょう。また、大容量のファイルを多量にダウンロードするのと、データの読み書きが頻繁に行われるため、ハードディスクがクラッシュする可能性も高くなります。できるだけCドライブのあるハードディスクとは別の大容量ハードディスクを用意しておくことを推奨します。
こちらのページで、おすすめ市販ウイルス対策ソフトや無料のウイルス対策ソフト、無料ファイヤウォールソフトなども紹介していますので、参考にしてください。
なにはともあれウイルス対策!
昨今P2P(ファイル共有)ソフトで1番問題になっているのが、ウイルス感染です。これにより、会社の機密が漏れたり、個人情報が大量に流出して社会問題になっています。
もちろん、「怪しいファイルはダウンロードしない」「ダウンロードしたexe等の実行ファイルは開かない」といった原則を守っても、最近のウイルスは巧妙になっており、それだけでは対処できないのが現状です。 しかし!ウイルス感染を100%防ぐことはできませんが、(VirtualPCを利用するという手はあります)ウイルス感染を0に近づけることは出来ます。
少し面倒かもしれませんが、ぜひ以下で紹介するセキュリティー対策を行ったうえでBitTorrent(ビットトレント)などのP2Pソフトを使用するようにしましょう。
セキュリティー(アンチウイルス)ソフトを導入しよう
できればこれだけはケチらないで欲しいというのが、管理人の本音です。
確かに無料の良いソフトもありますが、総合的なセキュリティー対策と言う観点では、やはり市販ソフトがおすすめです。
それぞれのおすすめセキュリティー対策ソフトを紹介しておきますので、まだウイルス対策ソフトを導入していない人はぜひインストールしておきましょう!
※期限切れのアンチウイルスソフトがインストールされている場合は、まずはそれを削除(アンインストール)しておきましょう。ウイルス対策ソフトが重複すると不具合が起きる可能性があります。
おすすめ市販アンチウイルスソフト
■ノートンインターネットセキュリティ
日本を代表する総合インターネットセキュリティーソフト。これを入れておけばまず安心です。ウイルス対策はもちろん、ハッカー対策や情報漏洩対策も行えます。管理人はずっとこれを愛用中!
おすすめ無料ウイルス対策ソフト
無料のアンチウイルスソフトならavast! 4 Home Editionをお奨めします。無料のソフトながら、自動アップデートや常駐保護もありますし、日本語にも対応しています。
無料のアンチウイルスソフトavast! 4 Home Editionをダウンロード
また、完全無料でアンチウイルス機能、スパイウェア対策機能、ファイヤウォール機能が全て入っている Kingsoft Internet Security U もおすすめ。
これはオプトメディアといって一部広告が表示されますが、完全無料で使用できる総合セキュリティー対策ソフトです。
おすすめ無料ファイアウォールソフト
また、無料ウイルス対策ソフトはファイヤウォール機能はないので、別途導入しておきましょう。初心者には「ZoneAlarm」がおすすめです。ウィンドウズXPにも標準でファイアウォールソフトがありますが、機能的にかなり貧弱なので、別途ソフトを導入しておくことをお勧めします。
無料のファイアウォールソフトZoneAlarmをダウンロード
他にもいろいろ無料で使えるウイルス対策ソフトはあります。興味のある方は「おすすめソフト(セキュリティー関連)」を参考にしてみてください。
※無料のウイルス対策ソフトにはファイヤウォールは付属していません。 別途導入しておきましょう。
拡張子を表示して実行ファイル対策を行おう!
ウイルスというのは、大体「〜.exe」のように実行ファイルで作成されています。
となれば、その実行ファイルを不用意にダブルクリックしなければウイルスへの感染も減らすことが出来ます。
その対策の第一歩として、「登録されている拡張子は表示しない」のチェックをはずし、常に拡張子が表示される状態にしておきましょう。
登録されている拡張子を表示する方法
まず「マイコンピュータ」をダブルクリックで開く。
次に上部のメニューから「ツール」→「フォルダオプション」と進む。
「フォルダオプション」を開いたら上部メニューから「表示」を選び、下にスクロール。
下のほうにある「登録されている拡張子は表示しない」のチェックをはずせばOK!
FireFox2でウイルス感染しにくいウェブブラウジングを!(推奨)
これは必須ではありませんが、インターネットエクスプローラーやSleipnirなどのIEエンジンを用いたソフトでウェブブラウジング(要するにインターネットの閲覧)を行うと、ウイルス感染しやすくなってしまいます。
やはりウイルス作成者は、なるべく利用者の多いソフトをターゲットにしてきます。そのため、IEエンジンを用いたソフトはウイルスのターゲットになりやすいのです。
その点、FireFox2やOpera9など、独自の描画エンジンを用いたソフトは比較的ウイルス感染しにくい状況にあります。また、これらのソフトはIEに比べて画像の表示が高速などの利点も多いので、これを機にFireFoxなどを導入してみることをおすすめします。完全ではありませんが、よりウイルス感染しにくい環境を構築できますよ。もちろん、FireFox2は無料のソフトウェアです。
個人的にはFireFox2が使い勝手やアドオンといったカスタマイズ性も高く、便利でおすすめです。
BTなどのP2Pファイル共有ソフトを使うなら大容量光回線がおすすめ!
もしもあなたがナローバンドを使用しているのなら、これを機会にブロードバンド(光回線)への乗換えを検討してはどうでしょうか?
根本的な接続スピードが上がる(光回線なら100M)ことで、より高速なファイルのダウンロードが可能になりますよ。
光回線は、高速(距離が離れても100Mの接続スピードは変わらない)・安定接続な上に、光電話とセットにすれば「ADSL+現在の電話代」とほぼ変わらない値段で使えます。
実家の場合はうまく家族を説得してみてはどうでしょうか?(管理人はこの方法で実家をADSLから光に変えました)
※ただし、使用の機器、パソコンやマンションなどでは100M必ず保障されるわけではありません。詳しくは申し込みプロバイダに問い合わせてみてください。
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※一部のプロバイダはP2P関連のソフト使用に対し規制を行っていることがあります。現在規制を行っているプロバイダ一覧にもしもあなたの使っている回線が入っているなら、規制を行っていないプロバイダに乗り換えるのが得策かもしれません。
いろいろとP2Pファイル共有ソフトを使用する上でおすすめの対処法をご紹介しましたが、いずれにしてもウイルス対策は十分行い、とにかく怪しいファイルは開かない、ダウンロードしないということが重要です。あくまでも自己責任でP2Pファイル共有ソフトを使用しているということを忘れないで下さいね。