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無料でできるウィンドウズ高速化の方法
パソコンを使用している上で、個人的に一番気になるのが、ウィンドウズの速さです。起動が遅いのはもちろんのこと、普段の何気ない処理も遅いと気になりますよね。
そこで、管理人よっしーが自分のパソコンで行っている「ウィンドウズ高速化の方法」をパソコン初心者の方にも分かりやすいよう、詳しくお伝えしたいと思います。なお、この方法は主に「ウィンドウズXPでの高速化方法」です。ビスタではソフトの動作は確認しておりませんので、ご了承ください。
内容としては、不要なハードディスクのデータ削除・レジストリの掃除方法からデフラグ方法、またウィンドウズ高速化のフリーソフトなどを用いての様々なウィンドウズ高速化の方法をまとめてみました。今回はすべて無料のフリーソフトを用いてのウィンドウズ高速化方法ですので、気に入ったものがあればぜひ試してみてください。かなり長いですが、あえて1ページにまとめてみましたw少しずつ進めていってくださいね。
※処理を行う前に、必ず「システムのバックアップ」を行いましょう。
また、今後の作業は自己責任でお願いします。
※解凍できない方、解凍ソフトを導入していない方はこちらを参考に導入しておきましょう
不要なプログラムを削除してウィンドウズを高速化
ウィンドウズ高速化の第1歩として、まずは「不要なプログラムの削除」を行いましょう。
不要なプログラムを削除することで、ハードディスクの空き容量が増し、無駄なデータの読み込みが減ることで、ウィンドウズの高速化、安定化が期待できます。
特にメーカー製のパソコンを購入した方の場合、購入以来一度も起動したことがないプログラムが多々あるのではないでしょうか?
例としては、インターネットへの接続ツールやお試しソフトなどがあるかと思います。
不要なもの・今後も使用予定のないものはどんどん削除してしまいましょう!
ただし、プログラムの必要・不必要の判断ができない方はこのまま次へ進んでくさい。
不要なプログラムの削除方法
まずは、もしもの時に備えて「システムの復元ポイント作成」をしておきましょう。
システムの復元ポイントの作成ができたら、いよいよ不要なプログラムの削除です。
スタート→設定→コントロールパネル→プログラムの追加と削除→「不要なプログラム」を選び「削除」ボタンを押す
基本的にはこれの繰り返しで、不要なプログラムを削除しましょう。
ハードディスクやレジストリの不要なデータを削除
次に、ハードディスク内の不要なデータを削除します。ハードディスク内の不要データはきちんと削除しておかないと、無駄にハードディスク容量を圧迫し、結果的にウィンドウズの速度を落としてしまいます。特にレジストリの不要データ削除は通常ではなかなかできない方法です。プログラムの削除などをした後は、ウィンドウズ高速化及びウィンドウズ安定化のためにも、ぜひレジストリの掃除を行っておきましょう。
まず最初に、Windowsに付属のソフトで不要なデータを削除しましょう。
ハードディスク内の不要なデータのクリーンアップ方法
スタート→プログラム→アクセサリ→システムツール→ディスク クリーンアップ
→ドライブの選択(通常はCを選択)→下のようにチェックを入れる。
→OKを押す→確認画面になるので、「はい」を押す→クリーンアップが始まります。
あとは終了まで放置でOK!
(最初は時間がかかりますが、2回目からは早く終わると思います)
無料フリーソフトでのハードディスク、レジストリの掃除方法
終了したら、次にフリーソフトでさらなるハードディスクの掃除と、通常では難しいレジストリの掃除をします。
管理人のお奨めは「CCleaner」です。
まずは「CCleaner」をダウンロードしましょう。
ダウンロードできたら、そのプログラムをダブルクリックしてください。
自動的にプログラムがインストールされます。
インストールが終了したら、早速「CCleaner」を立ち上げましょう!
CCleanerの使い方
まずは左のメニューから「クリーナー」を選択。
次に設定ですが、個人的には「クッキー・入力したアドレスやパスなど・フォームへの入力履歴」の3つはチェックをはずしています。ここはお好みで設定してください。
次に「2解析」を押す。すると自動で検索が始まるので、終わるまで放置。
→完了したら「クリーンアップ開始」を押す。
次に同じように左のメニューから「問題点」を選択。
「2問題点をスキャン」→「3問題を解決」を押す。(通常では掃除が難しいレジストリの掃除です)
すると「レジストリに変更を加える前にバックアップしますか?」と出るので「はい」を押しましょう。次に「保存」をクリック。→「選択したすべてを解決」
→「選択されたすべての問題を解決しますか?」と出るので「OK」をクリック。閉じれば終了です。
※注意※
レジストリというのは非常にデリケートな部分です。個人的にはいままで問題が出たことは無いですが、もしも不具合が起こったら「マイドキュメント」内にバックアップがあるので、先ほど削除したデータをダブルクリックすれば元にもどります。
そしてもうひとつ同じようなフリーソフト「EASY CLEANER」があるので、こちらも使用するとより完璧です。
↓から「EASY CLEANER」ダウンロードし、インストールしましょう。
ホームページの下のほうにある↓のプログラムをダウンロードしてください。
files/EClea2_0.exe (2,81mb) (with installer, recommended)
完了したら、プログラムをインストールしてください。
EASY CLEANERの使い方
「スタート」→「すべてのプログラム」→「EASY CLEANER」→「EASY CLEANER」で起動します。
最初の起動時は言語の選択画面になるので、「JAPANESE」を選びましょう。
起動したら
@まずは「レジストリ」をクリックし、「検索」→検索が終わったら「全て削除」
A次に「不要ファイル」をクリックし、「検索」→終わったら「全て削除」
EASY CLEANERは他にも色々な機能があるので、一度じっくり見てみると勉強になりますよ。
不要レジストリを削除してウィンドウズを高速化・安定化
無料のレジストリ掃除ソフトは他に「Eusing Free Registry Cleaner」、「Free Window Registry Repair」もあります。
こちらも使用すればより徹底したレジストリの掃除が可能です。
(たぶん、驚くほど不要なレジストリが発見されますよ^^;)
Eusing Free Registry Cleanerの使い方
まずは↓からEusing Free Registry Cleanerをダウンロードし、インストールしましょう。
Eusing Free Registry Cleanerをダウンロード
次に「Eusing Free Registry Cleaner」を起動します。
すると↓の画面になるので、「Skip」を選択。
次に@をクリックし、不要なレジストリを検索します。
検索が終了したら、Aをクリックし、不要なレジストリを削除します。
※もしも不具合が生じたら、Bからレジストリを復元することが可能です。
Free Window Registry Repairの使い方
まずは↓からFree Window Registry Repairをダウンロードし、インストールしましょう。
Free Window Registry Repairをダウンロード
インストールできたら「Free Window Registry Repair」を起動します。
↓の画面になるので、@をクリックし、不要なレジストリを検索。
次にAをクリックし不要なレジストリを削除。
不具合があったらBから以前の状態に復元できます。
不要なデータ削除は以上で終了です。続いて、掃除の終わったハードディスク・レジストリを再構築(デフラグ)して、ウィンドウズを高速化・安定化しましょう。
レジストリをデフラグし、ウィンドウズを高速化・安定化
まずは、通常行うことのできないレジストリのデフラグを行いましょう。レジストリのデフラグ(再構築)を行うことで、よりスムーズなデータの読み込みが可能になるだけでなく、データ容量の圧縮が可能です。
これにはフリーソフトである「NTREGOPT」を使用します。
早速↓から「NTREGOPT」をダウンロードしましょう
詳しいダウンロード方法、および使用方法は↓からどうぞ
2回目からは「NTREGOPT」のアイコンをダブルクリックして起動させましょう。
英語ですが、「OK」を押すだけなので、特に日本語化する必要はないかと思います。
終了すると再起動を促されますので、「OK」を押して再起動しましょう。
以上でレジストリのデフラグは終了です。
無料レジストリデフラグソフト「NTREGOPT」の使い方
まずはアイコンをダブルクリックして起動。
↓
「OK」を押せば自動でレジストリのデフラグが始まります。
↓
最後に再起動を求められます。
現在編集中もしくは起動中のプログラムがあったら、全て保存・終了させてから「はい」をクリックし、再起動してください。
ハードディスクをデフラグし、ウィンドウズを高速化・安定化
続いて、不要なデータの削除が終わったら、ハードディスクのデフラグを行いましょう。頻繁に行う必要はないですが、個人的には月1程度にデフラグを行っています。おすすめはこれまた無料のすばらしいデフラグソフト「すっきり!!デフラグ」です。
フリーデフラグソフト「すっきり!!デフラグ」の使い方
より細かなデフラグを行いたい方は、フリーソフトの「すっきり!!デフラグ」を使用しましょう。
まずは「すっきり!!デフラグ」をダウンロードします。
使い方については、作者様のページに詳しい説明がありますので、そちらを参考にしてくださいね。
「すっきり!!デフラグ」ダウンロード・インストールの説明ページへ
このソフトはじっくりデフラグを行うため、時間がかなりかかります。
私は寝る前に起動して、そのまま放置していることが多いです。
不要な常駐プログラム削除を削除してウィンドウズを高速化
ウィンドウズはバックグラウンドでもプログラムが動き、様々な処理を行っています。
しかしながら、なかには不要なプログラムが勝手に起動し、無駄にメモリを消費してウィンドウズの動作を重くしていることがあります。
そこで、無駄に起動しているプログラムを停止することで、Windowsの立ち上がりが高速化すると共に通常の処理でも高速化が期待できます。
不要な常駐プログラムの削除にお奨めなのは「デーモンバスター」です。
もちろんフリーソフトで、各プログラムの情報を教えてくれるため、必要なもの・不要なものの判別が楽にできます。
デーモンバスターのインストール方法及び使い方
まずは「デーモンバスター」をダウンロードしましょう。
ダウンロードできたら、ダブルクリックで解凍します。
解凍できない方→解凍ソフトを導入しましょう。
解凍したらフォルダが作成されるので、そのフォルダを適当な場所に移しましょう。
次にフォルダを開き、中にある「DBuster.exe」をダブルクリックしてください。
↓の画面になるので、まずは「復元ポイントの作成」をクリック!
→作成しますか?「はい」をクリック
無事作成できたら右下の「閉じる」を押す
↓の画面になるので、説明を読み、不要なものにチェックを入れ、
最後に右下の「チェックした項目を無効にする」を押す。
以上で「デーモンバスター」の説明は終了です。
また、さきほど紹介した「CCleaner」でも同様の作業ができます。
やり方は、メニューで「ツール」→「スタートアップ」→不要なものを選んで「エントリの削除」を押せばOK。ただし、こちらは説明がないので、明らかに不要と思われるものを自分で選択する必要があります。自信のない方は無理にする必要はないと思います。
ウィンドウズ高速化ソフト「Win高速化PC+」を使用する
これが1番のオススメソフトです!
「Win高速化PC+」は、ウィンドウズを必要な場所にチェックを入れるだけで高速化してくれる、市販ソフトも真っ青のすばらしいフリーソフトです!
それでは「Win高速化PC+」をダウンロードしましょう。
解凍したらフォルダができるので、そのままでもいいですが適当な場所に移しましょう。
解凍できない方→解凍ソフトを導入しましょう。
「Win高速化PC+」の使い方
先ほどダウンロードしたフォルダを開き、その中にある「win_accelerator.exe」をダブルクリックし、「Win高速化PC+」を起動させてください。
初めに「保存と復元」をクリックし、「パソコンの状態を保存」をクリックしましょう。
こうすればいざという時にすぐに元の状態に復元できます。
復元する時は、「保存と復元」→「以前の状態に戻す」でOK。
それではいよいよパソコンの高速化にチャレンジです!
お奨め設定方法を載せておきますの、まずはその通りにチェックしてみてください。
慣れれば色々と自分なりに変更してみても良いと思います。
「Win高速化PC+」おすすめ設定方法
■システム:「Win高速化PC+」おすすめ設定
@Windowsの基本機能をHDより高速なメモリに格納し、パフォーマンスを上げる
Cファイルシステム用のメモリサイズを大きくして、ファイル操作を快適にする
EDLLファイルの再読み込みを省略して、プログラムの起動を早くする
FUSB機器の接続を確認する間隔を長めにして、パソコンにかかる負担を減らす
Gハードディスクの空き領域の監視を無効にして、負担を軽くする
■デスクトップ:「Win高速化PC+」おすすめ設定
Aスタートメニューなどのサブメニューが表示されるまでの間隔を短くする
Cアイコンキャッシュを小さくして、アイコン表示を高速にする
DWebページを壁紙をして表示する、アクティブデスクトップを無効にする
Gプログラムを使うたびに、「よく使用するプログラム」を更新しない
■エクスプローラ:「Win高速化PC+」おすすめ設定
@検索画面を、シンプルで使いやすい従来のWindows形式に戻す
Aフォルダ内容の更新間隔を長めにして、パソコンにかかる負担を軽くする
Cエクスプローラ・デスクトップ・タスクバーを、同じプロセスで実行してメモリを節約
F動画ファイルの移動・削除やファイル名変更、フォルダを開く際のストレスをなくす
G圧縮ファイルを検索対象からはずして、ファイル検索を高速にする
■起動・終了:「Win高速化PC+」おすすめ設定
@XP起動時に読み込まれるシステムファイルを並び替えて、高速起動する
A応答のないサービスがある場合の待ち時間を短くして、高速終了する
E応答のないプログラムを自動的に終了させて、手間や時間を節約する
F応答のないプログラムを早めに「応答なし」と判断して、高速にログオフする
Gポリシー適用完了前にエクスプローラを起動するようにして、高速起動する
Hパソコン終了時に行われるページファイル削除を省略して、高速終了する
■その他:「Win高速化PC+」おすすめ設定
処理を早くしたければEをチェック!
Fはお好みでどうぞ。
Aアプリケーション異常終了のたびに出る、エラー報告画面を表示しない
Bインターネットの同時ダウンロード数を増やして、接続速度を高速にする
Dリンク切れとなったショートカットのリンク先を、自動的に検索しない
Gショートカットを作成した時に、ファイル名に「〜へのショートカット」を付けない
Hメッセンジャーとの連携を止めて、Outlook Expressの起動と動作を速くする
Iメッセンジャーとの連携を止めて、Internet Explorerの起動と動作を速くする
チェックが終わったら、右下の「高速化設定」をクリック。
→チェックされた項目を高速化しますか?→「はい」を押す。
最後に再起動すれば、設定が反映されます。
環境によっては実際にウィンドウズの速度アップが体感できると思いますよ。
EditMTUで回線速度を最適化して高速化
そして最後に、接続回線の高速化について。
通常のパソコン使用には関係ないですが、最近はインターネットでパソコンを使う場合がほとんどだと思います。
その時に効果を発揮するのが「EditMTU」です。
これもフリーソフトで、回線速度をご自身の接続環境に合わせて自動で最適化し、高速化してくれるものです。
環境によってはかなりの速度アップが期待できます。
まずは「EditMTU」をダウンロードしましょう。
ダウンロードした「editmtu258.lzh」をダブルクリックで解凍します。
その後フォルダを移動させたらフォルダを開き、「EditMtu.exe」をダブルクリックして「Edit MTU」を起動させます。
「EditMTU」の使い方
「EditMTU」が起動したら↓の画面になるので、
@自分の回線速度を選択
→A「設定開始」を押す
→確認画面になるので「OK」を選択→自動で処理が始まります。
→終わったら「レジストリに書き込みます。良いですか?」と出るので「OK」を押す
→その後再起動を求められますので、状況によって選択してください。通常は「OK」で再起動しましょう。
以上で設定は終了です。
ただし、今のは最低限の使い方です。細かい使い方が出来るソフトなので、興味のある方は「こちら」で勉強してくださいね。
ウィンドウズ高速化の裏技「ページングファイルなし」
この裏技は使える方が限定されますが、かなりのウィンドウズ高速化が期待できます。
しかも特にソフトを導入する必要はありません。
使える条件:搭載メモリが1GB以上である。
「ページングファイルなし」の説明
通常の設定ではメインメモリに仮想メモリを加えて各種処理を行っています。
しかし、仮想メモリはHD上の領域を使うため、データの処理速度が遅いのです。
そこでメインメモリが1GB以上ある場合、この仮想メモリの使用をやめてしまえば、高速な処理が行えるようになります。
ただし、環境によっては不具合が出ることもあるので、仮想メモリの使用を促すメッセージが出る場合は、元の設定に戻しましょう。
「ページングファイルなし」の設定方法
マイコンピュータを右クリック→プロパティ→上のタブで「詳細設定」を選択
→パフォーマンスの「設定」をクリック→上のタブで「詳細設定」を選択
→仮想メモリの「変更」を押す→「ページングファイルなし」をチェックし、「設定」を押す→「OK」を押す
必要があれば再起動してください。
なお、自分のパソコンの搭載メモリが分からない方は、
マイコンピュータを右クリック→開いた画面の右下のほうで搭載メモリ数が確認できます。
以上が、管理人が行っているウィンドウズXP高速化方法のまとめです。説明が長くなりましたが、気に入ったものがあれば試してより快適なウィンドウズ使用環境を構築してくださいね。