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μTorrentの初期設定方法〜ポート開放の仕方2〜
μTorrent(マイクロトレント)の初期設定が終了したら、次はP2Pファイル共有ソフトを使用する上で最も初心者のつまずきやすい「ポート解放」の設定をしておく必要があります。もしもすでにポートが解放されている方はこのまま「μTorrentの使い方」へ進んでください。
「ポート開放って何?」とか「ポート開放のやり方が分からない」という方は、これから順次説明していきますので、がんばっていきまっしょい!
また、こちらで紹介しているファイヤウォールのポート開放の仕方やルータのポート開放の仕方、プライベートIPアドレス固定化方法は他のP2Pファイル共有ソフトやオンラインゲーム等でも使えるテクニックです。もしも検索サイトで「ポート開放方法」や「IPアドレスの固定化の仕方」などで来られた方もぜひ参考にしてみてください。
ファイアウォール〜ポート開放の仕方〜
まずポート開放で確認しておきたいのが、セキュリティーソフトによるポート開放が出来ていない場合です。もしも「セキュリティーソフトを一時的にオフ」にし、再度上で説明した「ポートフォワードのテスト」で問題がなければ、セキュリティーソフトのファイアウォール設定を見直す必要があります。
ウィンドウズXPSP2ファイウォールでのポート開放手順
これについては、「μTorrentの設定」の「接続」にあるB「Windowsファイアウォール例外にμTorrentを追加」にチェックを入れておけば問題ないかと思います。
μTorrentを起動→上部メニュー「オプション」→「設定」→「接続」
手動で設定する場合は
1、Windowsのコントロールパネルを開く
2、「Windowsファイアウォール」を開く
3、「例外」タブをクリックし、「ポートの追加」をクリック
4、名前に「utorrent」など分かりやすい名前をつけ、ポート番号に「47799(初期設定)」、そして「TCP」にチェックが入っているのを確認し、「OK」をクリック。
以上で終了です。
セキュリティーソフト〜ポート開放の仕方〜
最近のセキュリティーソフトは自動でソフトを判別し、ポートを開放してくれます。管理人の使用している「ノートンインターネットセキュリティ2007」では問題なく自動で設定されていましたが、場合によっては手動で設定する必要があります。
ただ、設定方法については各メーカーによって操作手順が異なります。
お持ちの説明書か、各ソフトメーカーのホームページで調べましょう。
また、↓のサイト様がセキュリティーソフト毎に詳しくポートの開放方法を紹介されていますので、参考にしてください。
ルータのポート開放の仕方
ルータのポート開放の手順として、まずは使用しているパソコン自体のIPアドレスを固定することを推奨します。
パソコンが1台だけならそれほど問題になりませんが、他にパソコンがあったり、NDSやPSなどをルータに接続されている方は、事前にプライベートIPアドレスを固定しておきましょう。そうしないと、プライベートIPアドレスは自動で割り振られるため、せっかくポートを開放してもIPアドレスが変わってしまうと再度新たに設定し直す必要が出てくるのです。
ポート開放〜ルータへのアドレス変換設定〜
IPアドレスを固定する必要がない方、もしくはすでにIPアドレスが固定できた方は以下の説明に従ってルータのポート開放(ポート変換)を行いましょう。
なお、開放したいポート番号は事前にメモしておきましょう。
(μTorrentの初期設定ポートは「47799」です)
今回は、管理人の所有している「バッファロー社製無線ランルータ」を例に説明していきます。
他メーカーのルータを使用している方は、↓のサイト様が詳しく紹介されていますので、参考にしてください。
それでは「バッファロー社製無線ランルータ」でのポートの開放方法を紹介していきます。※バージョンや機種によって多少違いがあると思います。
1、まずはルータの管理画面に入ります。バッファロー社製ルータの初期設定では「192.168.11.1」もしくは「192.168.12.1」ですので、インターネットエクスプローラ等のウェブブラウザのアドレス欄に打ち込み、エンターキーを押しましょう。
分からない方は↓をクリックしてください。
192.168.11.1←通常はこちらかな
2、管理画面に入る時にユーザの認証画面になります。初期設定では
名前:「root」、パスワード:「無し(空欄のまま)」です。
3、↓の管理画面になったら、
「インターネット対応ゲームを使う(ポート変換の設定を行う)」をクリック
4、次に↓の画面になるので
@TCPに控えたポート番号を入力します。(初期設定では「47799」です)
この際、「A現在、設定を行っているパソコン」が、あなたのプライベートIPアドレスです。
最後にB「設定」をクリックすれば「ポートの変換」はOKです。
「設定」後に↓のようになっていたらOKです。
無事ポート開放できましたでしょうか?
出来たかどうかを確認する場合は、μTorrentの「スピードガイド」から「ポートフォワードのテスト」をクリックするか、以下のサイトで試してみてください。
うまくポート開放が出来ない時は、下記のサイト様で詳しく述べられていますので、勉強してみましょう。
準備が整ったら、いよいよ「μTorrent」を使用してみましょう!